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【オーストラリア】豪で次世代通信サービス提供 NTTコム、SD―WANで

7/6(木) 11:30配信

NNA

 NTTコミュニケーションズはこのほど、次世代の新技術SD―WAN(Software Defined WAN)を利用した通信ネットワークサービスをオーストラリアで初めて開始すると明らかにした。従来とは違い顧客が独自に複数の専用回線の構築・管理を行う必要がなく、通信回線とインターネット回線をNTTコミュニケーションズが提供し遠隔管理するなど、顧客は低コストで通信回線を利用することができる。また業務の重要度などに応じて、自動的に通信トラフィックに応じた容量の振り分けが可能になり、安定した通信環境を利用できる。【NNA豪州編集部】
 NTTコミュニケーションズは、オーストラリア子会社NTTコムICTソリューションズ(豪NTTコム)を通じ、まずは地場婦人服小売企業ブルー・イリュージョンに対し、同社の本社や倉庫、国内店舗に新サービスを提供する。ブルー・イリュージョンは今後、ニュージーランドや北米で展開する店舗でも、同サービスを受けることを検討している。
 ブルー・イリュージョンは、これまで豪NTTコムのクラウドサービスを利用していたが、通信回線の契約会社は別だった。このため、仮にPOS(販売時点情報管理)システムの利用で問題があった場合、クラウドサービスの問題なのか通信環境の問題なのかをすぐに見極めることができなかったという。顧客は、SD―WANを使った豪NTTコムのサービスを利用することで、通信環境の整備に対して過剰な投資が必要ないという。
 豪NTTコムの川島剛社長はNNA豪州に対し「顧客は、これまで地域ごとに通信回線の契約をしていたが、わが社のサービスを利用することで、一元的に管理することが可能になる」と述べた。また、同社のSD―WANを使用した新サービスは、ベンダーニュートラルとなっており、ハード面でもソフト面でも複数の企業による機器やサービスに柔軟に対応することが可能となっている。
 ■SD―WANをグローバル展開へ
 豪NTTコムを傘下とするNTTコムソリューションズは、従来のVPN(Virtual Private Network)サービスであるArcstar Universal Oneでグローバル展開した経験を生かし、通信回線や通信機器のデリバリー、保守対応を一元的に実施している。また、顧客はクラウド接続やWAN高速化といったオプションサービスも利用できる。NTTコミュニケーションズはSD―WANを利用したサービスをグローバル向けに展開すると先月発表している。

最終更新:7/6(木) 11:30
NNA