ここから本文です

【ソフトバンク】柳田、天敵・金子撃ちの21号決勝2ラン!キング争い単独トップ

7/6(木) 6:05配信

スポーツ報知

◆ソフトバンク5―3オリックス(5日・福岡ヤフオクドーム)

 ソフトバンク・柳田が3冠を射程に捉えた。同点に追いついた5回、キング争い単独トップに立つ決勝21号2ラン。70打点と合わせた2冠に加え、打率34連勝割1分6厘も首位の内川に5厘差と迫った。サファテも外国人初の通算200セーブを達成して4連勝。首位・楽天も粘り勝ってマイナス0・5差は変わらず。2強のつばぜり合いは当分続きそうだ。

 打った瞬間、柳田はスタンドインを確信した。同点打を放った今宮を一塁に置いた5回2死一塁。豪快なスイング、フォロースルーは、反動で打席で後ずさりするほどの威力。金子のスライダーを「完璧!」に真芯で捉えた打球は、大きな放物線を描きバックスクリーン右へ着弾した。ホームランダービー単独トップに立つ勝ち越しの21号2ラン。「最高です」と自画自賛した一撃でチームを4連勝、5カード連続勝ち越しに導いた。

 今季、この試合まで金子に11打数無安打。ずっと苦手意識が強く、チェンジアップに翻弄され続けた14年のシーズン中には、金子が完全監修した解説書「金子千尋の変化球バイブル」を熟読して研究。「変化球の握りは分かった。でも打てない」との結論に至った。この試合も特別な対策は練らずに臨んだが、初回1死二塁から「頼むからバットに当たってくれ」と祈りながらカーブに食らいつくと、しぶとく一、二塁間を破る先制打に。「やってきたことを出すだけ」と今の自分をぶつけ、結果につなげた。

 21本塁打、70打点でリーグ2冠。加えて打率も4打数2安打で3割1分6厘まで上昇し、トップの内川に5厘差と接近した。04年の松中信彦(ダイエー)を最後に誕生していない3冠王も夢ではない。「(2部門でトップを)走っているだけ。走れるように頑張ります」と、やや難解な“柳田節”で意気込みを示した。首位・楽天とは依然、マイナス0・5差。柳田がそのバットでチームを首位に浮上させる。(戸田 和彦)

最終更新:7/16(日) 17:42
スポーツ報知