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“標的”阪神と直接13試合 好調中日「Aクラス」への皮算用

7/6(木) 12:00配信

日刊ゲンダイDIGITAL

「Aクラス入りのチャンスは十分にある」

 中日OBが力を込めてこう言った。

 5日、本拠地ナゴヤドームでヤクルトに2連勝。開幕直後は最下位に低迷していたのが嘘のように、6月以降は16勝11敗と盛り返し、3位DeNAまで4ゲーム差に接近。Aクラスも視界に入ってきた。

 主砲のビシエドが米国の市民権取得手続きのため、再来日のメドが立っていないのは痛いが、ゲレーロが代役の4番としてリーグトップの22本塁打を放ち、新人の京田(日大)が打率.288、15盗塁で1番に定着するなど、打線は昨季よりも改善されつつある。

 投手陣も、バルデス、ジョーダンの両助っ人左腕に、高卒4年目の鈴木、2年目の小笠原が台頭。ドラ1新人の柳(明大)も加わり、先発ローテが充実してきた。開幕から不振だった大野が6月に2勝0敗、防御率1.93と復調したことも追い風だ。

「Aクラスを目指すには、巨人、ヤクルトの下位チームから確実に勝ちを拾うのはもちろん、7勝5敗で勝ち越す2位阪神に一つでも多く勝つことが大事。3位のDeNAは、1ゲーム差に迫った阪神よりも投打のバランスが良く、実力は一枚上。いずれ2位に浮上するだろう。相性が良い阪神を標的にする方が現実的だ」(中日OB)

 中日は阪神との12試合中、10試合が3点差以内の接戦。これを7勝3敗と圧倒している。チーム関係者が「阪神はウチに対しては汲々としていて、ベンチの空気も重たく感じる」と話せば、前出のOBはこう言う。

「中日のチーム防御率は3.59だが、阪神戦では2.51と大幅に改善される。バルデス、ジョーダン、大野の先発左腕3枚に阪神打線は苦手意識を持っていて、中日は阪神戦にあえてこの3投手をぶつけるローテを組んでいる。しかも阪神は以前からナゴヤドームを不得手にしている(今季は中日の4勝1敗)。残り65試合、阪神を蹴落としてのAクラス入りは可能です」

 阪神との直接対決は残り13試合。この勝敗が中日の明暗を分けそうだ。

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