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金本阪神12残塁拙攻で3位と1差 名手・福留まさかのライナー後逸

7/6(木) 6:03配信

デイリースポーツ

 「DeNA4-1阪神」(5日、横浜スタジアム)

 眼下の敵に痛恨の逆転負けを喫した。阪神は二回に梅野隆太郎捕手(26)の中犠飛で先制しながら、三回以降は追加点を奪えず。八回まで毎回走者を出しながら、12残塁の拙攻で1点止まり。3位・DeNAとはついに1ゲーム差まで迫られた。単独2位死守へ、6日の直接対決ではやり返してくれ!

 敵地の大歓声が遠くに聞こえた。金本監督は淡々と敗戦を振り返った。予想外のプレーから失点を喫した守備。浜口を攻略できず、適時打がなかった打線。いくつかの敗因はあったが、そこは責めない。自ら責任を背負い、選手をかばった。

 「(福留の守備は)照明が入ったように見えたけどね。勝負にいって捕りにいったんだからね。そこを言ったら、じゃあ全部止まって待つようになる。それは結果であって」

 思わぬ失点は1点リードの四回だった。1死一、二塁から、梶谷が左翼へはじき返したライナーに対し、福留はチャージをかけたものの、途中で照明が入ったのか捕り切れない。結果的に後ろにそらす形となり、ボールが左翼フェンスへと転がっていった間に、一走・高城に逆転のホームを踏まれてしまった。

 試合後、福留は無言で帰りのバスへ。今季途中から左翼にコンバートされ、左翼でのナイターの横浜は初めて。中村外野守備走塁コーチも「捕りにいってる瞬間に照明が入ったら、簡単には捕球できない。ランディ(メッセンジャー)には悪いけど責められない」と福留をかばった。さらに指揮官は、起用している側の責任として打線にも触れた。

 逆転された直後の五回だ。糸井と福留が連続でストレートの四球で無死一、二塁に。続く大山も2球続けてボールだったが3球目、外角低めのボール球に手を出して空振り。続く4球目を打って投手への併殺打に倒れ、無得点に終わった。

 「そこはベンチが『待て』のサインを出せば良かったんだろうけど、あまり制限しても、というのもあったし、思い切っていってほしいというのもあったし。使ってる以上は、こっちが責任を持たないと」と金本監督。3位・DeNAに1ゲーム差に迫られた敗戦にも下は向かない。ミスがあっても、次の勝利の糧としてくれればいい。

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