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ボストンに現れた台湾の新鋭 林子偉“ケタ違い”の実力

7/6(木) 12:08配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 松坂大輔(現ソフトバンク)ら、これまで多くの日本人選手がプレーしたレッドソックスに台湾出身の新鋭が現れた。

 4日(日本時間5日)のレンジャーズ戦に「9番・三塁」でスタメン出場し、猛打賞を記録した林子偉内野手(23=右投げ左打ち)のことだ。

 この試合に先発したダルからメジャー初適時打を含む2安打を放って攻略。チームの大勝に貢献した。

 高雄市出身の林は高校時代、台湾代表として出場した国際大会で、レッドソックスのスカウトの目に留まり、2012年に契約金209万ドル(約2億4000万円)で入団。ルーキー級から順調に昇格を果たし、今季は有望株が集まる2Aポートランドで開幕を迎えた。2Aでは48試合で159打数48安打の打率3割2厘、5本塁打、19打点。サンドバルら主力内野手に故障者が続出したため、6月24日に初昇格し、ここまで10試合で打率3割6分(25 打数9安打)。守備では三塁、遊撃で起用され、どちらもソツなくこなしている。15年にはマイナーで23盗塁をマークするなど俊足巧打が売りだ。

 レッドソックスは現在、2位ヤンキースに4ゲーム差をつけてア・リーグ東地区首位(4日終了時)。故障者が相次いでもトレードに頼らず、有望株にチャンスを与えたことからも、レッドソックスの期待の高さがうかがえる。

 離脱している主力選手の回復次第では、今後もメジャーに定着しそうな気配。チームの期待通りの結果を残せば、アジア人を代表する野手になる可能性を秘めている。

 初対戦でダルが打たれただけに、同地区の田中にとっても他人事ではない。早ければ後半戦初戦(14日)で対決が実現する。田中はレッドソックスの台湾人野手に要注意だ。