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【鹿島】大岩監督、選手の奮闘称賛…8年ぶり首位ターン生んだ甘えを許さないムード

7/6(木) 6:05配信

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ 第13節 G大阪0―1鹿島(5日・吹田スタジアム)

 鹿島は1―0でG大阪を破り、18チーム1季制では優勝した2009年以来8年ぶり3度目の首位ターン。大岩剛監督(45)就任後5連勝で、今季はアウェー8戦全勝とした。

 鹿島の全員が勝利に向かっていた。後半ロスタイム。ゴール前の混戦から何本ものシュートを浴びた。GK東口のヘディングシュートをGK曽ケ端がはじき、その後もDF三竿健が体に当てて防いだ。最後は何人もが倒れ込むようにしてコースを塞いだ。就任後5連勝で首位浮上した大岩監督は「選手が見せたパフォーマンスは称賛に値する」と胸を張った。

 後半10分、MF小笠原が丁寧にスルーパス。右サイドからエリア内に走り込んだMF遠藤が奪った1点を守りきった。この日試合があった4チームで唯一の「中2日、アウェー2連戦」。厳しい日程のなか「中3日、ホーム戦」のG大阪を力ずくでねじ伏せた。

 大岩監督の就任後“事件”があった。天皇杯2回戦のFCマルヤス岡崎戦(6月21日・カシマ)後のロッカールーム。鬼の形相の指揮官がいた。若手主体のチームで5―0と大勝したが「ミスを恐れてチャレンジしていない! チャンスと思っていないのか!」と訴えた。「勝ったから」「アマチュア相手だから」。言い訳は許さないという考えを、怒りに込めた。

 「(日程には)思うところはあるけど、勝ってから言いたい」とDF昌子。MF小笠原は、どんな条件でも「勝つ」と言い訳は作らない。首位に立った試合後でもDF西は「監督が代わったばかりの5試合は、どこのチームでも(引き締まって結果が)いい。問われるのはこれから」と平然としていた。甘えを許さないムードが強さの原動力。優勝候補の本命がついにトップに躍り出た。(内田 知宏)

最終更新:7/6(木) 6:05
スポーツ報知