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【巨人】坂本勇が救った!3併殺の重い空気吹き飛ばす7回2点二塁打

7/6(木) 5:54配信

スポーツ報知

◆広島0―5巨人(5日・マツダスタジアム)

 息を弾ませながら、笑みをこぼした。ベンチからの喝采に、二塁ベース上の巨人・坂本勇は右こぶしを突き上げて応えた。「2死から1、2番がヒットでつないでくれたチャンス。打つことができてよかったです」。1―0の7回2死無走者から長野、重信の連打で一、二塁となると、中田の内角直球を左中間へはじき返した。2者が生還。前夜の決勝打に続き、値千金のタイムリーでダメ押しした。

 重い空気を吹き飛ばす一撃だった。攻撃陣は初回から5回まで毎回先頭打者が出塁するも、チャンスであと一本が出ず。2回に中井の併殺の間に1点をもらっただけで、6回までに3つのゲッツーという拙攻だった。菅野の粘投で辛うじてリードしていたものの、いつ広島に流れが傾いてもおかしくない状況。勝負どころできっちりトドメを刺した背番号6は「流れが良くなかったので、かえせてよかった」と胸をなで下ろした。

 試合前練習のウォーミングアップ中。ジョギングする坂本勇のもとに、重信が歩み寄ってきた。「タイミングの取り方がうまくいかないんです。勇人さんは、どういう意識でやっているんですか?」。若手たちが、先輩選手から助言をもらうことに消極的なのを心配し続けてきただけに、何とかしようとする姿勢がうれしかった。「タイミングを合わせるために、俺はまず始動を早めることを意識してやっている」。並走しながら身ぶり手ぶり、打撃の極意を伝授した。その後輩がお膳立てしてくれたチャンス。打たないわけにはいかなかった。

 序盤は攻撃がかみ合わなかったが、2試合連続の2ケタ安打で連勝。2戦5安打と打線を引っ張る主将は「広島には、こうやって一つ一つ勝っていかないと差が縮まらない。2つ取れたので、また明日が大事になる」と前を向いた。まだ14ゲーム差ある。しかし、流れは変わりつつある。(尾形 圭亮)

最終更新:7/10(月) 1:13
スポーツ報知