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【西武】金子侑、今季初猛打賞「1打席1打席を集中して、引き続きできれば」

7/6(木) 23:27配信

スポーツ報知

◆日本ハム6―7西武(6日・札幌ドーム)

 西武の金子侑司外野手(27)が6日、日本ハム戦で今季初の猛打賞を記録した。3回の第1打席で右前安打を放って勢いに乗ると、4回にも二遊間へ鋭い当たりをはじき返して遊撃への内野安打。そして、この日1番の見せ場は1点を追う6回にやってきた。

 先頭の水口が左前安打で出塁し、炭谷の投前犠打で1死二塁の好機。マウンドには侍ジャパンにも選ばれた宮西が上がった。一打同点の場面で、金子侑は冷静にグラウンドを見回していた。

 「相手の守備位置を見て、チャンスがあるかな、と」

 宮西の初球、外角のスライダーにバットを素早く寝かせた。一塁方向へスタートを切るようにしながら、一塁線へバントを転がした。絶妙に勢いが殺された打球が一塁手・中田の前に転がる。背番号2は打球を追い越すように俊足を飛ばし、ベースカバーの二塁手よりも早く、余裕を持って一塁を駆け抜けた。

 「イメージした通りに出来たのは良かった。(足を使う意識は)自分の中ではやっていきたいと思っているので」

 打線を一気に勢い付かせるファインプレーで1死一、三塁。次打者秋山の初球には今季5個目の盗塁を決め、その後の中前2点適時打で決勝のホームを踏んだ。

 流れを大きく変える小技を、辻監督は「見事に周りが見えている」と評価。決勝打を放った秋山も「セーフティーからの崩しは相手にダメージが残る」とおぜん立てに感謝した。

 今年は開幕直前に、疲労から左すねの骨にひびが入り離脱。1軍初出場は5月30日の広島戦(メットライフ)と出遅れた。それでも今季初の猛打賞で打率は3割2厘まで上昇し、打撃、走塁の両面で存在感を発揮している。「今年初めて3安打を打ったので、これからも1打席1打席を集中して、引き続きできればいい」と金子侑。昨季の盗塁王に勢いが戻ってきた。

最終更新:7/14(金) 22:25
スポーツ報知