ここから本文です

金欲しさに「フェイクニュース」ブロガー書類送検…西田敏行が「違法薬物使用」

7/7(金) 5:04配信

スポーツ報知

 俳優の西田敏行(69)について「違法薬物を使用している」などといった虚偽の記事をインターネットのブログなどに掲載し、所属事務所の業務を妨害したとして、警視庁赤坂署は6日までに偽計業務妨害の疑いで40~60代の男女3人を書類送検した。3人はいずれもブログのアクセス数を増やし、広告収入を得るために掲載したとし、容疑を認めている。西田の事務所は昨年8月に同署に被害届を提出。ホームページ上にも警告文を載せていた。

 西田に関して「違法薬物を使用している」「間もなく逮捕される」といった「フェイク(偽)ニュース」をブログなどに掲載し、自らの懐を潤そうとしていた男女が検挙された。

 5日に書類送検されたのは中部地方に住む40代の女性、関東地方の60代男性、北陸地方の40代男性の3人。女性の書類送検容疑は昨年5月ごろ、ネット掲示板の書き込みや雑誌の記事を基に虚偽記事を自身のブログに載せ、西田の所属事務所の業務を妨害した疑い。男性2人は虚偽の記事をそれぞれが管理するウェブサイトに載せた疑い。

 赤坂署によると3人はいずれも「人の興味を引くような記事を掲載して(ブログやウェブサイトの)閲覧数を伸ばし、広告収入を増やしたかった」などと供述を認めている。

 近年、インターネットで広告収入を得るため「芸能人のうわさを検証」などと題してアクセスを稼ぐサイトが目立つ。ITジャーナリスト・井上トシユキさんによると、書類送検された3人について「典型的な広告収入稼ぎを狙ったものだが、記事の文章やリンクの張り方など“仕事”が素人に近い。『楽してもうけられる仕事がある』と、どこかで知ったのでは」と指摘する。

 「西田敏行」と検索ワードを入れれば、そうしたサイトが上位に表示され、うわさが広がる要因になってきたが、今回の西田の事務所のように、被害届を出さないと捜査当局は摘発できない。「騒ぐとページを作った側を刺激し、さらに過激な内容を掲載することもある。無視を決め込む事務所も多い」と井上さん。同様のページは、監視が甘い中小のブログサイトなどに多く「対策としては原始的だが、見付けたそばから削除するしかない」という。

 しかし、昨年、無断転用などが次々と判明した情報サイト「WELQ(ウェルク)」の騒動をきっかけに、問題のあるサイトは検索されにくくなっているという。「近い将来は、人工知能(AI)の監視により、更に数が減っていくでしょう」と井上さんは話した。

最終更新:7/7(金) 5:04
スポーツ報知