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マーク・ウェーバー「ばかげたペナルティで、ドライバーがグリッド降格するのはやめるべきだ」と提言

7/6(木) 8:10配信

motorsport.com 日本版

 元F1ドライバーのマーク・ウェーバーは、機械的なトラブルが起こった際には、それとは関係ないドライバーにグリッドペナルティを科すのではなく、コンストラクターにペナルティを与えるべきだと考えている。

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 各ドライバーは、1シーズンに使えるパワーユニットのコンポーネント数と、ギヤボックスの連続使用義務などに厳しい制限が設けられており、これらを守れなかった場合は予選で獲得したグリッド位置から降格させられてしまう。

「取り締まりが多すぎる」と、ウェーバーは語った。

「ドライバーとは関係ない問題に対して、ペナルティを出したくない」

「(例えば)メカニックがブレーキディスクを間違ったやり方で装着し、ドライバーがグリッドの後方からのスタートになった場合だ」

「多くの人は予選を見ていないし、テレビをつけてから『なんでお気に入りのドライバーがグリッド後方にいるんだ?』と思う。そうしたことで、僕たちは多くのファンを失っている」

「グリッドの前方を獲得できるようなアタックをするのは難しいことだ。彼ら自身の過失ではないのに、その価値を損なうべきではない。だから、そういったこと(グリッドペナルティ)は必要ない」

 使用可能なパワーユニットのコンポーネント数を超過したチームを、どう処罰するべきかと尋ねられたウェーバーは、関係するチームにペナルティを与えるべきだと語った。

「コンストラクターズポイントだ。なんでもね」

 そう、ウェーバーは述べた。

「ドライバーを傷つけない方法を見つけるべきだ」

「この5年間、ドライバーが何もしていないのに、とても多くの馬鹿げたペナルティが出されてきた。それがエンターテイメントという点で、レース週末にどれほど大きな影響を与えてきたことか」

 近年、多くのグリッドペナルティを受けているチームが、ホンダ製パワーユニットの信頼性に苦しんでいるマクラーレンだ。ウェーバーはマクラーレンの状況と、そのパフォーマンスがドライバーであるフェルナンド・アロンソに与えている影響について、失望していると語った。

「彼がグリッドの後方で、競争力のないマシンをドライブしているなんて、全くの無駄だし滑稽だ」

「しかし、彼はそんな状況でも並外れたドライビングを見せている。彼がインディ500でやったことや、時にマクラーレンで見せる働きは、これまでにないほど彼の価値を高めている」

Alex Kalinauckas