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「オウゴンオニユリ」見ごろ 県対馬振興局 武家屋敷ゆかりの日本庭園で

7/6(木) 10:14配信

長崎新聞

 長崎県対馬振興局(対馬市厳原町宮谷)の敷地内にある武家屋敷ゆかりの日本庭園で、対馬原産のユリの珍種「オウゴンオニユリ」が見ごろを迎えている。

 オウゴンオニユリはオレンジ色の花を咲かせるオニユリが、突然変異で黄金のように鮮やかな黄色い花を咲かせるようになったことから名付けられた。

 対馬上島西岸の女連(うなつら)(上県町)などに自生していたが、野生の株は2000年代に入ってシカやイノシシの食害を受け絶滅したと考えられている。振興局のオウゴンオニユリは、1997年ごろ、女連地区の老人クラブが対馬空港(美津島町)に移植したものが持ち込まれたらしい。

 振興局は、旧対馬藩の家老・氏江家の屋敷跡で、庁舎裏手には当時の面影を残す日本庭園がある。前庭のロータリーも含め計約150株が育ち、日本庭園では約20株が開花。池の水面(みなも)や木々の緑に映えている。

 同局総務課は「日本では対馬にしか自生していないハクウンキスゲも咲いている。気軽に立ち寄ってほしい」としている。見ごろは、いずれもこの1週間程度。

長崎新聞社

最終更新:7/6(木) 10:14
長崎新聞