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地元ドイツGPで躍動したジョナス・フォルガー「今回だけでは終わらない」と自信/MotoGP

7/6(木) 9:27配信

motorsport.com 日本版

 テック3ヤマハのジョナス・フォルガーは、地元ドイツGPで素晴らしい走りを見せた。しかしながら、彼は地元での1戦限りの活躍ではなく、これからも良い結果を出していくことができると自信を持っている。

【写真】テック3クルーと2位獲得を喜ぶジョナス・フォルガー

 予選5番手からドイツGPをスタートしたフォルガーは、瞬く間に順位を上げ6周目には先頭に躍り出た。5周のリードラップを記録した後はマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に先行を許したが、ラスト数周でタイヤが終わってしまうまでマルケスと1秒以内につける接戦を繰り広げた。

 最終的に、マルケスから3秒遅れの2位となったものの、MotoGPでは嬉しい初表彰台を獲得した。

 タイヤが保てばマルケスを倒せるスピードはあったと語ったフォルガーは、ホームで見せた力強い走りは決して今回限りではなく、”もっと良い結果”が得られるはずだと述べた。

「自分が何をできるか、証明したかったんだ。プラクティスで速いだけじゃないし、雨で1、2回良い結果を得られたというだけではなくてね」

「僕は、ホームで大きなプレッシャーがかかるような週末でも、力強い結果を出せると証明した。落ち着いていられるし、プレッシャーを前向きな何かに変えられる、強いライダーになることができると証明したんだ」

「これから、もっと良い結果が出せると僕は信じている」

 フォルガーが2位となったことで、ヤマハのサテライトチームであるテック3がバレンティーノ・ロッシが5位、マーベリック・ビニャーレスが4位に終わったヤマハ・ファクトリーチームを結果で上回ったことになる。こういったケースは、ここ6レースで実に3度目だ。

 ロッシもビニャーレスも、前戦オランダGPから新しいシャシーを実験的に使用している。そしてフォルガーは、それが彼とチームメイトのヨハン・ザルコが、ファクトリーのふたりを上回れている一因だと考えている。

「ファクトリーチームは今、問題を抱えていて苦戦している。僕はその原因がシャシー面だと考えている」とフォルガーは語った。

「だけど、僕たちは彼らのことを見ていない」

「彼らは、僕やヨハンがファクトリーチームを倒すんじゃないかって大きな懸念を抱いている。だけど、僕たちは自分たちのことに集中しているし、持っているものを最大限に活用しようとしている」

 チームメイトと同じく母国のフランスGPでMotoGP初表彰台に上がり、前戦オランダGPではポールポジションも獲得したザルコは、ドイツでは予選19番手と沈んだが、9位まで挽回してドイツGPを終えた。

 しかしザルコは、もしフォルガーと同じようなグリッド位置からスタートしていたとしても、彼の速さに匹敵するようなペースでは走れなかっただろうと認めた。

「ジョナスのように、グリッド2列目からスタートしていたとしても、あんなペースは出せなかった」とザルコは語った。

「僕は全ラップで1分22秒台だったが、彼は21秒台でレースをしていたんだ」

「ビニャーレスやロッシのように、4位や5位になる可能性はあったかもしれない。彼らと同じような速さはあったからね。だけど、僕にとっては今週末、表彰台獲得は不可能だった」

「彼が達成したことに、僕は本当にハッピーだ。彼にとって素晴らしいことだし、チームにとっても素敵なことだよ」

Jamie Klein