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フーカキサバニ 奄美へ出航

7/6(木) 12:54配信

南海日日新聞

 沖縄の伝統木造船フーカキサバニ(帆かけサバニ)が5日朝、鹿児島県奄美群島の加計呂麻島(かけろまじま)を目指し沖縄県国頭村(くにがみそん)奥の漁港を出航した。メンバーは「琉球孤の自然を楽しみ、奄美の人々と交流したい」と張り切っている。
 沖縄県名護市を拠点に活動するサバニ愛好家グループは毎年、この時期にオリジナルのサバニで遠洋航海している。10年以上前から続けている。目的地は毎回異なり、最も遠くは名護市から宮崎県日南市まで帆走したことも。

 奄美を目指すのは6回目で、今回のメンバーは30代から60代の男女7人。天候や風向きに応じて、奄美群島の島々に上陸するかそのまま走るかを決めるという。

 航海安全を祈願し、仲間たちの出航を見送った愛好家メンバーの満名匠吾(まんな・しょうご)さん(41)は、「今回のテーマは琉球弧の自然を楽しむこと。サバニでただ移動するだけではなく、奄美群島の人々や自然とじかに触れ合うことが最大の目的だ」と語った。

 フーカキサバニ(帆かけサバニ)は船名「遥龍(はる)」号。長さ7.5メートル、幅2.5メートル。沖縄県南城市に住む30代の若手船大工が今年1月から約3カ月間かけて建造した。くぎを使わない「本はぎ」と呼ばれる工法で、木材は宮崎県日南市産の飫肥杉(おびすぎ)。加計呂麻島は奄美大島の南側に位置する。

奄美の南海日日新聞

最終更新:7/6(木) 12:54
南海日日新聞