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《サンパウロ州》禁固100年超の強姦医師アブデルマッシ=2度目の自宅軟禁措置が出る=高等裁が「最初の措置は正当」と判断

7/6(木) 6:31配信

ニッケイ新聞

(ブラジル邦字紙「ニッケイ新聞」6日付)



 【既報関連】連邦高等裁判所(STJ)のラウリータ・ヴァズ長官は4日、37人の女性患者を強姦した罪で禁固173年余りの有罪判決を受けたロジェル・アブデルマッシ元医師(74)に対し、2度目の自宅軟禁措置を言い渡したと4、5日付現地紙・サイトが報じた。


 強姦容疑で禁固173年以上の刑を受けていた同氏は、6月21日に、「健康状態に不安があり、刑務所では適切な治療を受けられない」との訴えが認められ、自宅軟禁措置を勝ち取り、一旦は電子足輪をつけた状態でサンパウロ市の自宅に戻った。

 だが、6月30日にサンパウロ州地裁のジョゼ・デ・アルメイダ判事がその決定を覆し、再び刑務所に戻っていた。

 サンパウロ州検察による「アブデルマッシ氏は刑務所での生活に十分に耐えられる健康状態である」との証明手順に不備があるとの弁護側の主張を取り入れ、ヴァズ判事は再度、自宅軟禁措置を出した。

 同判事は、「司法手順も不完全なままに検察が行った、元医師を刑務所に戻せとの訴えは、同氏への不当な圧迫である」とした。これにより、同氏は再び、サンパウロ市内の自宅に戻る。

 サンパウロ州検察局は決定に対し、「事態の緊急性と事件の重さを鑑みた上で検察が行った、同氏の自宅軟禁取り消しを求める法的手順に誤りはなかった」と書面で発表した。

最終更新:7/6(木) 6:31
ニッケイ新聞