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日欧EPA 全容判明 ソフトチーズ輸入枠 3.1万トンで決着

7/6(木) 13:39配信

日本農業新聞

 日本と欧州連合(EU)が大枠合意を確認した経済連携協定(EPA)の全容が6日、判明した。最大の焦点だったEU産チーズの取扱いは、ソフト系などに3万1000トン(製品ベース)の輸入枠を設置することで決着。生乳換算では39万トン程度となる。国産の直接消費用ナチュラルチーズの生産量を上回り、国内の生乳需給への影響が懸念される。

 ソフト系チーズの輸入枠は発効初年度に2万トンとし、16年目に3万1000トンとするまで、段階的に量を増やす。チーズの輸出拡大を狙うEU側に押し切られた格好だ。また、バターや脱脂粉乳には、生乳換算で1万5000トンの低関税輸入枠を新設する。

 豚肉は差額関税制度を維持するが、TPPと同水準まで関税を削減・撤廃する。一定の輸入量を超えた場合に関税を引き上げるセーフガード(緊急輸入制限措置)はTPPの7割水準で発動するようにした。ワインの関税(ボトル1本当たり約93円)は即時撤廃する。

日本農業新聞

最終更新:7/6(木) 14:40
日本農業新聞