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エレノア・コッポラ、80歳で初長編劇監督に 『ボンジュール、アン』インタビュー映像公開

7/6(木) 16:00配信

ぴあ映画生活

巨匠、フランシス・フォード・コッポラの妻であり、ソフィア・コッポラの母である、エレノア・コッポラ。才能溢れるコッポラ家を支えてきた彼女が、80歳にして初の長編実写作品監督・脚本デビューを飾った『ボンジュール、アン』。7月7日(金)より公開される本作のPRのために来日したエレノア・コッポラ監督と主演のダイアン・レインによる、インタビュー映像が届いた。

『ボンジュール、アン』インタビュー映像

主人公のアンは「これからどうするか」と自分に問うことが多くなっていた。映画プロデューサーの夫マイケルは、仕事では成功を収めてはいたが、仕事以外は妻任せ。娘も学校を卒業し、アンは人生の岐路に立っているような気がしていたのだ。そんなある日、夫と共にカンヌにやって来たアンは、夫の仕事仲間のジャックと共にパリまで車で向かうことになる。そこには美しい景色、美味しい食事、ワイン、そしてハプニング……たった7時間のドライブのはずが、新たな発見の旅となった。

ドキュメンタリー監督として『ハート・オブ・ダークネス/コッポラの黙示録』でエミー賞など数々の賞を受賞した経験を持つエレノア・コッポラが、本作で初の長編劇映画監督に。公開されたインタビュー映像では「フランス人男性と旅をした経験があって、それが私には衝撃的だったの。人生を楽しむには、時間をかけることが大切なんだと教えてくれたのよ」と、本作が生まれた背景に実体験があったことを明かす。「時間はかかったけど、映画を完成させることができてうれしいわ」本作と共に、何歳になってもチャレンジし続けるエレノアの姿勢そのものが、全ての大人の女性へのエールとなっている。

主人公アンを演じたのは、ダイアン・レイン。『運命の女』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた実力派だ。「エレノアが脚本を書いたことがうれしかったし、とてもワクワクしたわ。この映画は、美を味わうことの大切さを描いているけれど、それは外見の美しさだけではなくて、あらゆる意味において美を感じるということ。そんなメッセージにインスピレーションを受けたし、それが出演の決め手にもなったのよ」と、オファーを受けた理由について語った。

また、日本で映画を撮るとしたらどこかと聞かれると、ダイアンは19歳のころに訪れたことがある“原宿”をセレクト。「もう、だいぶ昔の話ね(笑)」とチャーミングに答えるダイアンは、日本の若者を描いた小説をいくつか手に取ったことがあり、現代の若者を題材にした映画を撮ってみたいという。一方、エレノアは日本の“自然とのつながりを尊く思う文化”に惹かれている様子。「京都の美しさや尊さ、素晴らしいお寺が大好きよ」と話した。ラストには、声を揃えて日本語でメッセージを寄せるふたり。日本好きな一面を垣間見ることができた。

『ボンジュール、アン』
7月7日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ他、全国ロードショー

最終更新:7/6(木) 16:00
ぴあ映画生活