ここから本文です

ルノー、現パワーユニットのコンセプトに自信。メルセデスの”模倣”はしないと断言

7/6(木) 18:43配信

motorsport.com 日本版

 ルノーは、今季から使用しているパワーユニット(PU)のコンセプトがメルセデスに近いポテンシャルを秘めていると考えているため、メルセデスが採用しているターボ分割のコンセプトを模倣する可能性を排除している。

【写真】ここ数レースでトラブルが相次いでいるルノー製PU。フェルスタッペンは何度もその餌食に

 メルセデスは、2014年にターボ&ハイブリッドのPUが導入されて以来、強力なパフォーマンスを発揮し続けており、ベンチマーク的存在となっている。そのアドバンテージの多くは、ターボとコンプレッサーを分割してエンジンブロックの前後端にそれぞれを配置するというユニークな手法によるものだと考えられてきた。

 エンジンのVバンク内にターボとコンプレッサーを配置することでPUのサイズダウンを狙った、”サイズゼロ”コンセプトを手放したホンダは、今年からこのアイデアをコピーしているとみられている。

 ルノーも今年PUのコンセプトを一新しているが、メルセデスのデザインは採用していないようだ。彼らは、エンジン後部にターボのコンポーネントを残している。

 その上で、ルノーは自らのPUの進歩やポテンシャルを注意深く分析し、将来的に必要な性能を発揮するためには、現在のコンセプトで十分だという確信が得られたようだ。

「我々が来年、ターボとコンプレッサーを分けるかどうか? いいや、しない」とルノーのF1エンジンチーフのレミ・タフィンはmotorsport.comに語った。

「我々のエンジンはそのままだ。ある理由で、我々はターボをエンジン後部に残すことを決めた」

「ラップタイムの面でメリットが見えないので、それを変更する理由はない。だから、コンポーネントを置く場所やそれらの組み合わせ方から、それらが今ある位置にあるんだ」

「今はより継続的な開発が行われている。しかし実際は、ターボに加えICE(内燃機関)の開発に重点が置かれているというのが正しい」

「それが我々の仕事であり、メルセデスがやっていることだと思う。彼らはERS(エネルギー回生システム)に多くの時間を費やしてはいない。ICEの開発を続けているんだ」

Jonathan Noble