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川崎図書館、移転で12月から休館 来年5月にKSPへ

7/6(木) 13:17配信

カナロコ by 神奈川新聞

 県立川崎図書館(川崎市川崎区富士見)は、来年5月のかながわサイエンスパーク(KSP、高津区)への移転に向けた準備に入るため、今年12月1日から休館する。

 休館に先立ち、10月からは貸し出し、新規の貸し出し予約、リクエストを休止する。1階のビジネス支援室も閉鎖し、移転作業用のスペースとして活用する。

 国内有数の「産業系図書館」として知られる同館の蔵書約43万冊のうち、約30万冊はKSPに移管し、約11万6千冊を外部書庫で保管する。その他の約1万冊は市立図書館、約4千冊は県立図書館(横浜市西区)で活用する。

 移転後はKSP西棟2階にカウンター・閲覧室、開架書庫を置き、R&D棟2階に閉架書庫を置く。KSPと外部書庫を一体的に管理・活用し、これまで同様に閲覧、貸し出し、レファレンス(調べものの相談)に対応する方針。

 県立川崎図書館は1958年、第2の県立図書館として市有地の現在地に開館。自然科学、工業部門の図書や雑誌、商工資料を収集し、産業分野に重点を置いてきた。2011年の市の富士見周辺地区整備実施計画や12年の県の緊急財政対策を踏まえ、県がKSPに移転することを決めた。