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いくつ覚えてる?外国人選手が絡んだ交換トレードを振り返る

7/6(木) 16:00配信

ベースボールキング

助っ人左腕とベテラン捕手のトレード

 6日、日本ハムとDeNAが交換トレードの成立を発表。日本ハムは来日1年目の助っ人左腕エドウィン・エスコバーを放出し、見返りとして12年目捕手の黒羽根利規を獲得した。

 エスコバーは昨季ダイヤモンドバックスで25試合に登板した実績を持つ25歳左腕で、ややサイドハンド気味から放たれる力のある速球が持ち味。先発・リリーフどちらもこなせる存在として期待が高かったが、ここまで14試合の登板で1勝2敗、防御率5.64と結果を残せていなかった。

 一方の黒羽根は、通算336試合の出場を誇る30歳の捕手。2014年には109試合に出場を果たすなど正捕手の座を掴みかけたが、翌2015年は打撃不振に苦しみ、高城俊人や嶺井博希といった若手にポジションを譲る機会が多くなると、昨季は7年ぶりに一軍出場なし。今季もここまで一軍出場のチャンスはなかった。

来日1年目の交換トレードは初

 ただでさえトレードそのものが減っている近年。今回は外国人選手が絡んだこともあって、驚いたファンも少なくなかったのではないか。


【外国人選手を含む交換トレードの歴史】
1964年:ソロムコ(阪神) ←→ 若生智男(東京オリオンズ)
1968年:ロイ・清俊彦(西鉄) ←→ 高木喬・菊川昭二郎(近鉄)
1971年:ロペス(ロッテ) ←→ 外山義明(ヤクルト)
1978年:マニエル・永尾泰憲(ヤクルト) ←→ 神部年男・佐藤竹秀・寺田吉孝(近鉄)
1981年:タイロン(西武) ←→ 名取和彦(南海)
1983年:レオン(ロッテ) ←→ 斉藤巧(大洋)
2002年:エバンス(阪神) ←→ 橋本武広(西武)
2010年:オビスポ(巨人) ←→ 須永英輝・紺田敏正(日本ハム)
2012年:ロメロ・福元淳史(巨人) ←→ 久米勇紀・立岡宗一郎(ソフトバンク)
2017年:エスコバー(日本ハム) ←→ 黒羽根利規(DeNA)
※金銭トレードは除く


 外国人選手が絡んだ交換トレードというと、前回は2012年までさかのぼる。その時は巨人がレビ・ロメロと福元淳史を放出し、ソフトバンクから久米勇紀と立岡宗一郎を獲得した。なお、巨人はその前年にもウィルフィン・オビスポを放出し、日本ハムから須永英輝と紺田敏正を獲得している。

 ただし、それ以前にも外国人選手が絡んだ交換トレードは行われていたものの、来日1年目でトレードとなった選手はいなかった。今回のケースが初めてということになる。

 エスコバーにとっては異国の地で突然のトレードとなったが、「日本球界でプレーする機会を与えていただいたファイターズには感謝しきれません。まるで母国でプレーしているかのように、野球に専念できる環境を整えてくれた球団スタッフの手厚いサポートがなければ、今回の移籍話も舞い込むことはなかったと思います」と感謝の気持ちを述べ、「このチャンスをふいにすることなく努力を重ねて、新天地での活躍を誓います。これまでの経験は生涯忘れることはありません。本当にありがとうございました」と球団を通じてコメントを残した。

 今季第1弾のトレードとなった2人は、新天地で花を咲かせることができるか。それぞれの地で新たな戦いがはじまる。

 また、今回のトレードを受けて他球団の動きも気になるところ。7月31日の期限までに動きを見せる球団は出てくるのか。こちらも今後の動向に注目だ。

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