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観光客受け入れ充実へ研修 田辺市

7/6(木) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市は5日、観光客の受け入れ態勢の充実を目的に、市内で宿泊施設を経営している事業者を対象とした研修会を、同市中辺路町の中辺路コミュニティセンターで開いた。宿泊事業者や観光関係者約50人が参加し、食品や施設の衛生管理、害虫対策について理解を深めた。

 研修会は、昨年10月に「闘鶏神社」や熊野古道「潮見峠越」など市内5カ所が世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に追加登録されたことで観光客の増加が予想されることや、まもなく夏休みの行楽シーズンを迎えることから開いた。

 田辺保健所衛生環境課の應田学さんが食品衛生について話し「食べ物は新鮮なものほどおいしいが、その感覚を覆すものが新鮮な生肉」と指摘。「半生の鶏肉」が原因となった、カンピロバクターという菌による食中毒の具体例を挙げて危険性を説明。「『新鮮やから大丈夫と思っていた』と言う人がいるが、むしろ新鮮であればあるほどカンピロバクターは元気なぐらいなので余計にたちが悪い。鶏肉にはほぼ100%入っていると思ってほしい。生や半生の鶏肉を出さないで」と強調、牛肉や豚肉とともに、しっかりと火を通すよう呼び掛けた。

最終更新:7/6(木) 17:01
紀伊民報