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旅行業法違反でキャンプ中止 川崎市

7/6(木) 17:01配信

紀伊民報

 川崎市の小中学生が毎年夏休みに和歌山県の古座川町や太地町を訪れていた「ふれあいサマーキャンプ」は、主催者が旅行業法に違反していたことが分かり、本年度は中止になった。川崎市と古座川町の子どもが交流する場になっていた。

 キャンプは川崎市教育委員会と市生涯学習財団、川崎教職員会館でつくる、市青少年地域間交流事業実行委員会の主催。1990年度に始まり、全国5カ所のコースのうち、古座川町と太地町のコースは2004年度に加わった。古座川町ではカヌー体験などを地元の小学生と一緒に楽しんできた。10年度以降は古座川町の児童も川崎市を訪問し、交流している。

 旅行業法では、参加者の募集や費用の集金は、観光庁長官か都道府県知事の登録を受けた旅行業者でなければできないことになっている。実行委は6月、他市で同法に抵触する事例があったことを報道で知り、川崎市でも抵触していたと判断。旅行業者に相談するなど、本年度も予定通りに実施できるよう努めたが、間に合わず中止を発表した。来年度以降は適切な方法で募集や集金をしたいという。

 本年度は古座川町や太地町では7月25~28日にキャンプを実施し、小学5年生~中学2年生25人が参加する予定だった。古座川町では例年と趣向を変えて、地元の子どもとの交流時間を増やし、古座川の生き物の生態などを教えられるように準備をしていた。

最終更新:7/6(木) 17:01
紀伊民報