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ドル・円が一時113円割れ、FOMC議事要旨や北朝鮮懸念が重し

7/6(木) 12:55配信

Bloomberg

東京外国為替市場ではドル・円相場が一時1ドル=113円台を割り込んだ。6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録でバランスシート縮小開始時期について意見が割れていたことが明らかになったことや、北朝鮮情勢への懸念がくすぶっていることを背景に、ドル売り・円買いが先行した。

6日午後3時47分現在のドル・円は前日比0.1%未満安の113円21銭前後。朝方に113円31銭を付けた後、徐々に水準を切り下げ、午後に一時112円89銭まで下落した。その後は113円台前半に戻した。

ステート・ストリート銀行の若林徳広在日代表兼東京支店長は、「FOMC議事録は、ややハト派的な感じでドル・円の勢いがいったん鈍化。7日の米雇用統計が注目される」と指摘。また「北朝鮮懸念が盛り上がると円買いになる。株が売られて、ドル・円も圧迫され、瞬間的に円買いとなり、調整局面になる」と語った。

この日開かれる日米韓首脳会談では、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、国際社会による北朝鮮への圧力強化を協議する見通し。NHKによると、日中首脳会談を8日に行う方向で最終調整中。

ヘイリー米国連大使は5日、国連安保理会合で、北朝鮮のICBM発射を受け、対応の強化が必要とした上で、「米国は必要に迫られれば軍事力を行使する」と発言。トランプ米大統領は、ツイッターで、「中国と北朝鮮の間の貿易は第1四半期に40%近く拡大した。中国がわれわれと共に働くなんて言っても、そんなものだ。しかし、われわれは試してみなければならなかった」と語った。

6日の東京株式相場は反落。日経平均株価は前日比87円57銭(0.4%)安の1万9994円06銭と2万円を割り込んで取引を終えた。

米連邦準備制度理事会(FRB)が5日に公表したFOMC議事録(6月13-14日開催分)によると、バランスシート縮小の開始時期を巡り当局者らの意見が一致しなかった。5日の米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp)低下の2.32%程度で終了。

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最終更新:7/6(木) 15:50
Bloomberg