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HSBC、トランプ政権下で司法省と協議-モーゲージ調査決着に向け

7/5(水) 16:02配信

Bloomberg

英HSBCホールディングスは、問題のあるモーゲージ債を10年前に販売した問題を巡る調査の決着に向けて、米司法省と協議している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。両者の交渉は、トランプ政権下での司法省のグローバルバンクへの対応を占うことになりそうだ。

協議の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語ったところでは、HSBCと司法省は少なくとも1回の会合を持ち、再度協議を行う予定。関係者の1人によれば、トランプ政権が政治任用した担当者はまだ加わっていないが、司法省の法律専門家との話し合いは平行線の状態が続いている。合意に至るとしても数週間か、数カ月先になると関係者らは指摘した。

HSBCと米当局が決着で合意すれば、トランプ政権がどのように罰金を科すのか初期の兆候がうかがえる可能性がある。過去のケースでは、住宅ローン条件の緩和や返済計画、任意売却といった消費者救済策を通じて数十億ドルの支払いを行うことが認められた。司法省は新たな政策の下で、現金以外のいわゆる「ソフトダラー」での支払いを容認するかどうか明らかにしていない。

司法省の報道官はコメントを控えている。HSBCの広報担当は、この件に関する年次報告書での説明に言及し、それ以上はコメントしないとしている。スイス最大の銀行UBSグループと英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)も、モーゲージ債の販売を巡る米当局の調査が決着していない。

原題:HSBC Said in Talks With U.S. to End Crisis-Era Mortgage Probe(抜粋)

Tom Schoenberg

最終更新:7/5(水) 16:02
Bloomberg