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40周年で収蔵品一堂に 「県美200選」7日開幕、福井

7/7(金) 9:00配信

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 今年開館40周年を迎えた福井市の福井県立美術館の収蔵品の粋を、四つのテーマに分けて紹介する「県立美術館名品200選~コレクションが魅せる日本美術の400年 伝統・革新・発展~」(福井新聞社共催)が7日始まる。10月22日まで続く特別企画展で、まず「院展の巨匠たち 夢の競演」(30日まで)、「現代アート大絵巻 変幻自在」(8月27日まで)の二つの展示がスタートする。
 
 日本画や古美術、現代アート、西洋版画など約3300点の収蔵品から200点超を厳選。滋賀県立近代美術館(滋賀近美)を中心に、県内外から借用する約50点を加え、日本美術の潮流をたどる。
 
 近代日本画の黎明(れいめい)期から黄金期をたどる「院展―」の見どころは、県立美術館と滋賀近美が持つ菱田春草の連作の傑作屏風(びょうぶ)「落葉」の競演。戦後の現代美術の発展をとらえた「現代アート―」では、宇佐美圭司氏や小野忠弘氏らの独創的な作品とともに、ピカソやシャガールの西洋版画を併せて展示する。開幕前日の6日には学芸員が作品キャプションを設置し、展示の微調整を行った。
 
 「江戸の美術 百花繚乱(りょうらん)」は8月2~27日、「日本画への挑戦 破壊と創造」は9月15~10月22日に展示される。 一般・大学生500円(高校生以下無料)。チケットはパスポートになり、期間中は繰り返し観覧できる。県立美術館=電話0776(25)0452。