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境町役場、水素ステーション開所

7/7(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

境町は6日、町役場に設置した、燃料電池車に水素を充填(じゅうてん)する「水素ステーション」の開所式を開いた。ステーションは当面、町で導入した燃料電池車の水素充填に使用するが、将来的に一般も使えるようにする。開所式には橋本正裕町長のほか、環境省や県の担当者、設置に関わった事業者ら計約30人が出席し完成を祝った。

燃料電池車は水素を燃料に走り、走行時に温室効果ガスを出さない次世代のエコカー。国や自動車メーカーが普及を進めている。町は昨年度、公用車としてトヨタ「ミライ」とホンダ「クラリティ」の燃料電池車2台を導入した。

設置したステーションはホンダ製で地面に固定式の「スマート水素ステーション」。水を電気分解して水素を作り、燃料電池車に供給する。町は総事業費1億5768万円のうち、1億2千万円は環境省の補助金を活用した。

トラックによる移動式の水素ステーションはつくば市内で導入例があるが、固定式では北関東で初めてという。

橋本町長は「水素社会を推進すべく建設を決めた。一般の人も使える仕組みをつくっていきたい」と述べ、今後「水素利用協議会」を設立し、燃料電池車を利用する意向を持つ関係機関と連携しステーションを活用していく考えを示した。 (小原瑛平)

茨城新聞社