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二つ以上の手を思案 囲碁部門・那珂高囲碁部

7/7(金) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

「ヒカルの碁」という漫画を読んだことはあるだろうか。連載したのはもう10年以上も前だが、囲碁ブームが巻き起こり、これをきっかけに囲碁を始めたという子どもたちも多い。

そんな生徒がいる部員は全部で13人。約半分は女子だ。放課後の午後4時すぎ、合宿所2階の畳の部屋に生徒たちが集う。部活開始前の騒がしさはなく、静かに机の上に碁盤という板を載せていく。戦う2人が碁石(白黒の石)を盤上に交互に置き、より広い地を確保した方が勝ちとなる。

「どこに石を置いたらよいか、その手(場所)を一つだけでなく二つ以上、比較しながら考えること。それはこれからの人生でも生きてくる」と河原井雅子顧問(56)。予選会を勝ち抜き、本県代表の一人に選ばれた黒沢優さん(2年)は「これまで学んだことを忘れず、『相手の急所』と『自分の弱点』を考えながらまずは一つ勝ちたい」と抱負を語った。

囲碁は31日、8月1日の両日、白石市のホワイトキューブで行われる。

【部長ひとこと】
■対局の楽しさ魅力 秋山零さん3年 
囲碁の魅力は何といっても対局の楽しさ。どっちが勝つか最後までハラハラドキドキで、「勝つぞ」という気持ちを保ったまま、諦めないで打ち続けられます。黒沢優さんは、昨年の時より腕を上げているので、自分たちの分も頑張ってほしいと思っています。



全国の高校文化部が、部活の成果を競い合い、発表し合う「全国高等学校総合文化祭」。41回目を迎える今年は、31日から8月4日までの5日間、宮城県仙台市を中心に同県内の10市町で行われる。勝敗を競う囲碁や、作品を展示する美術・工芸など23部門に、全国の高校生が集う文化部最大の祭典。本県から出場する文化部の活動を紹介する。

茨城新聞社