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「4号機直下に活断層」 原告側、準備書面 浜岡原発廃炉訴訟

7/7(金) 7:43配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県内の弁護士や住民が中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)の廃炉などを求めた訴訟の第29回口頭弁論と進行協議が6日、静岡地裁(細矢郁裁判長)であった。原告側は、現在再稼働に向けて新規制基準適合性審査中の4号機について「周辺一帯の地質作用から建屋直下に活断層がある蓋然(がいぜん)性が極めて高い」とする準備書面を提出した。

 口頭弁論で原告側の代理人の弁護士は、「新たに専門家の知見を得て主張する極めて重要な論点。建屋の下に活断層があれば廃炉しかない」と訴えた。進行協議では裁判官から準備書面についての質問が集中したという。閉廷後の会見で原告側は準備書面の基になる主張を行った地質学者の塩坂邦雄氏(72)を証人申請することを明らかにした。

 原告側の弁護士と塩坂氏は6月1日、原子力規制委員会に対し、4号機直下を南北に走る断層の徹底調査などを申し入れている。今回の準備書面では中電に対し、「浜岡原発は『活断層の巣』」とした上で、原発建設時の基礎部分の写真や、原発敷地内の東西方向の垂直断面図の提出も求めている。

 これに対し、中電の担当者は「主張は重く受け止めていて、しっかりと反論したい」と述べた。

静岡新聞社