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熱海の女性、日本紅斑熱 マダニ媒介、静岡県「野外は注意を」

7/7(金) 7:48配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県は6日、県内でマダニが媒介する感染症「日本紅斑熱(こうはんねつ)」の患者が発生したと発表した。秋にかけてマダニの活動が活発なため、レジャーや農作業の際に注意するよう呼び掛けている。

 県によると、患者は熱海市の80代女性。発熱や発疹などの症状により6月23日に医療機関に入院、県環境衛生科学研究所の検査により陽性と判明した。抗菌薬治療を受けて回復した。

 日本紅斑熱は、リケッチア・ジャポニカという病原体を持つマダニに刺されることで感染する。2~8日の潜伏期間を経て、高熱や発疹が現れ、重症化すると死に至る場合もある。県内では過去5年間で今回のケースを含めて患者は6人で、このうち2人が死亡した。

 同研究所の調査では、病原体を持つマダニは県東部に比較的多く、特に沼津市の香貫山周辺で見つかっているという。

 県は、野山や畑に入る場合は長袖、長ズボンを着用したり、忌避剤を使用したりして対策を取るよう求めている。

静岡新聞社