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DeNA新助っ人エスコバーは投げる前から“お荷物”扱い?

7/7(金) 12:16配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 焼け石に水かもしれない。

 6日の阪神戦でDeNA投手陣が崩壊。先発の飯塚悟史(20)が、初回の先頭打者に四球を与えるなど精彩を欠くピッチングを見せると、中継ぎ陣も次々と点を取られ、終わってみれば大量10失点。ラミレス監督は「(五回までに)7点取られて苦しくなった」と振り返った。

 阪神の2ケタ得点での勝利は6月6日のオリックス戦以来。首位広島(405得点)とはチーム得点が100点以上も少ない貧打の阪神(289得点)にボコボコにされてしまった。

 これでDeNAはリーグワーストの328失点。防御率(3・88)も最下位ヤクルトに次ぐ5位。打線がチームを助けているとはいえ、Aクラスにいるのが奇跡のような酷い数字だ。

 投手力の強化は以前からの課題だったが、この日は捕手の黒羽根利規(30)を放出し、日本ハムの新助っ人左腕、エドウィン・エスコバー(25)をトレードで獲得。試合前にはエスコバーが入団会見を行い、「ロングリリーフでも先発でも、チームを助けられることなら何でもやる」と意気込んでいた。

 しかし高田繁GMは、「黒羽根の調子が本当に良くて、でもうちだとなかなかチャンスがない。トレードと聞くと落ち込むけど、彼にとってはチャンス」と黒羽根のための“救済トレード”であることを示唆し、「金銭(トレード)でも良かった」とも漏らしていた。

 ラミレス監督の目もシビアで、「当面は負けているところのロングリリーフ」と敗戦処理での起用を明言した。ちなみに日ハムでの成績は14試合で防御率5・64。やはり大きな期待はできそうにない。

 ラミレス監督は「いまAクラスにいるので、AクラスとBクラスの差を突き放すことを考える」と前を向いたが、移籍してきた外国人左腕では「投壊」は食い止められそうにない。

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