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サムスン電子が過去最高益 半導体市況の好調で=4~6月期

7/7(金) 10:40配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が7日発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比72.0%増の14兆ウォン(約1兆3700億円)を記録した。四半期ベースで過去最高だった2013年7~9月期(10兆1600億ウォン)を大きく上回るだけでなく、市場予想(13兆1972億ウォン)も超えた。半導体市況が好調で、スマートフォン(スマホ)の新製品「ギャラクシーS8」も販売を伸ばしていることに後押しされた。

 売上高は前年同期比17.8%増の60兆ウォン、営業利益率は23.3%と、そろって過去最高となった。

 事業部門別の業績は公開していないが、半導体部門だけで7兆ウォン以上の営業利益を計上したと業界はみている。今年1~3月期(6兆3100億ウォン)を抜いて過去最高を更新することになる。

 スマホ事業などを手掛けるIM(ITモバイル)部門の営業利益は1~3月期に2兆7000億ウォン、ディスプレー(DP)部門は1兆2900億ウォン、消費者家電(CE)部門は3800億ウォンだったが、4~6月期はいずれも前期を上回る見込みだ。

 7~12月の業績見通しはさらに明るい。半導体メモリー価格の堅調、有機ELパネルの需要増加、大画面スマホ「ギャラクシーノート8」発売などの好材料が続くと予想されるため。7~9月期と10~12月期にそれぞれ計15兆ウォン以上の営業利益を上げると市場はみている。その場合、通期の営業利益は50兆ウォンを突破する。これまでの通期の最高益は13年の36兆7900億ウォンだった。

 しかし、サムスン電子の社内では「今はむしろ危機」との声が上がる。李健熙(イ・ゴンヒ)会長は闘病を続けており、後継者の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長は贈賄などの罪で公判中だ。最終決定権を持つトップの不在が長引いており、将来を見据えた新事業への思い切った投資はできない状況だ。ある関係者は「今の好調はグループとして過去に積極的な投資を決定したことによるもの」とし、「総帥が不在の上、グループを総括してきた未来戦略室まで解体された。厳しいグローバル競争に対応できるか心配だ」と懸念をあらわにした。

最終更新:7/7(金) 15:04
聯合ニュース