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急死の中嶋しゅうさん、舞台からの転落原因は急性大動脈解離

7/7(金) 20:12配信

シネマトゥデイ

 6日に東京芸術劇場シアターウエストで初日を迎えた舞台「アザー・デザート・シティーズ」上演中に舞台上から転落し、救急搬送先の病院で亡くなった俳優・中嶋しゅうさん(69)の転落原因が、「急性大動脈解離」を発症したためだったと、7日に所属事務所が公式サイトで発表した。

【写真】中嶋しゅうさんが出演した映画『関ヶ原』

 公式サイトでは、代表取締役名義で「既に報道等でご承知の事と存じますが、7月6日に初日を迎えました『アザー・デザート・シティーズ』の上演中、弊社所属俳優、中嶋しゅうが、舞台下に転落した原因につきまして、検視の結果『急性大動脈解離』を発症していたことがわかりました」と発表。同舞台は6日の上演途中で中止され、公演ならびに7日~9日までの全公演が中止になった。

 サイトでは、舞台を観ていた観客や舞台を観るはずだった観客、そして関係者に謝罪すると共に、「このような結果になってしまい、まだ気持ちの整理がつかずにおりますが、今後のことにつきましては、また改めてご報告させて頂きます」としている。

 劇団「NLT」出身の中嶋さんは、舞台を中心に、映画『日本のいちばん長い日』や『関ヶ原』(8月26日公開)、テレビ、CM、Vシネマ、ナレーションなど多方面で活躍。「アザー・デザート・シティーズ」は2012年にブロードウェイで上演されてトニー賞5部門にノミネートを果たした家族劇で、日本版では寺島しのぶが主演、その父役を中嶋さんが務めていた。

 中嶋さんの妻で女優の鷲尾真知子は7日、所属事務所のホームページにコメントを発表。この日に初日を迎えた出演舞台「ふるあめりかに袖はぬらさじ」にふれながら「まだ私自身が信じられない気持ちの中におりますが、今はただ、公演初日から千秋楽まで、無事に務め上げることに集中したいと思っています。中嶋もそうすることを一番に願っていると思います」と気丈につづっている。(西村重人)

最終更新:7/7(金) 20:12
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