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【巨人】逆転されても3度追いついた…由伸監督「いい形で得点」

7/7(金) 6:05配信

スポーツ報知

◆広島6―5巨人(6日・マツダスタジアム)

 巨人は惜しくも、敗れた。だが逆転されても、3度も追いついた。今季になかった粘り強さだった。その点に関しては由伸監督も「効率良くというか、タイムリーも出たし、いい形で得点はできていた。今後につながってくれればいいね」と手応えはつかんだようだった。

【写真】プロ初登板初先発の畠は4回4失点で降板

 ジョンソン対策は万全だった。村田が言う。「早いカウントからコースを狙ったり、球種を絞ったり、打席によっていろいろとね」―。打線は9番の投手・畠をのぞいて全員が右打者。チームは過去、マツダスタジアムではジョンソンの前に3戦25イニング無得点と圧倒されてきたが、今季4度目のかたよったオーダーで臨み、各自で徹底的に工夫。右へ左へと打ち分けた。1点ビハインドから同点とした4、5、7回はいずれも、2死からの得点。開幕以降、「あと1本が…」(指揮官)と得点圏での勝負強さに欠けていた点も多少、改善の兆しは見せた。

 雨の影響で、試合前はこの日で3日連続の室内練習となった。常に打撃ケージ裏から見つめている由伸監督はこの3連戦中、ずっと遊撃後方に張られたネットの奥から打者陣の調子を見定めた。「また違った角度から見るだけで、選手のスイングも違うふうに見えるかもしれないので」との考えからで、ちょっとしたアドバイスも増えてきた。

 4日の試合前に打撃指導したマギーを3試合ぶりにスタメン復帰させ、初回に右翼線二塁打をマーク。さらに阿部を外して村田を4番に据えると、2安打2打点と期待に応えた。3人をうまく使い分ける指揮官は、「今後も考えながら使っていければ」と方向性を示した。日々、目を光らせ、最善の用兵を決める。これが、徐々に結果としても表れてきた。

 木曜日は開幕から10連敗と勝てない。広島戦の3連勝は逃した。だが過去に球団ワースト13連敗を喫した、あの最悪な姿は完全に、消えた。初回無死一塁で長野が二盗を成功させたように、指揮官のタクトにも積極さが出てきた。首位とは15ゲーム差。まだまだ、果てしなく遠いが、まずは6ゲーム差の3位・DeNAに食らい付いていきたい。広島で見せたチーム状態なら、楽しみは広がってくる。(水井 基博)

最終更新:7/7(金) 8:34
スポーツ報知