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女子格闘技ブーム築いたSBシーザー会長の苦労と野望

7/7(金) 16:35配信

東スポWeb

 日本マット界に「ジョシカク」(女子格闘技)ブームが到来している。お茶の間でも女子格闘家の姿を目にする機会が増え、各格闘技イベントでも次々とニューヒロインが誕生するようになった。

 ブームの火付け役となったのは、立ち技系総合格闘技「シュートボクシング(SB)」のシーザー武志会長(61)と言えるだろう。男子が主流だった1996年5月1日、神奈川・クラブチッタ川崎で初めて女子の大会を開催。「それまで男子の大会の中で女子の試合をやっていた。だけど、男子のパワーに隠れてしまうんですよ。女子だけの大会なら、その魅力が伝わる」という考えからだった。

 だが苦難の連続だった。周囲からはなかなか理解を得られず、大会を開催するための協賛金を集めるのにも苦労した。選手層が薄かったこともあり、その後は継続開催につながらず。流れが変わったのが、実力と美貌を兼ね備えたRENA(26)の登場だ。

 勝負と見たシーザー会長は2009年から「Girls S―cup」を開催。以後、毎年開催され、美女戦士が集まる7日の東京ドームシティホール大会は9回目の開催となる。RENAは15年末から総合格闘技イベント「RIZIN」にも出場。一躍、知名度は上がり、テレビ業界からも引っ張りだこの存在になった。

「ここまで20年かかった。(ブームは)榊原(信行=RIZIN実行委員長)とボクで仕掛けたのが大きかった。ボクは勝負師だから。RENAが一般人に知られるようになったのも、芸能界に送り出せたのが良かった」

 まだまだこの流れが続くと見る同会長には野望がある。「Girls S―cupをもっと大きな箱(会場)でやりたい。両国国技館もいいね」。遠くない日に、その時は訪れそうだ。

最終更新:7/7(金) 18:24
東スポWeb