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県製茶指導取締条例の廃止 10日から意見公募

7/7(金) 8:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 県製茶指導取締条例の廃止に向け、県は10日から28日まで、県民の意見を聞くパブリックコメントを行う。

 条例は県内で製造、販売する茶に添加物や他の食品(玄米を除く)など「異物」を混入することを原則禁止している。慶事用に金粉を入れる商品などは知事の許可が必要になる。

 県によると、知事許可の申請件数は2016年度までの5年間は年間約30~50件で推移した。金粉のほか、大豆、リンゴ、かつお節などを許可したという。

 条例は1956年に施行され、調味料を使ってうま味を強調したり発色剤を使って外観をよくしたりする「着味・着色」を排除することで静岡茶の声価を維持してきた。県は今回、制定当時には想定されなかった香りを高めた緑茶新商品の開発が進んでいることや、食品衛生法や食品表示法との整合性などを検討し、条例廃止方針を固めた。

 条例は違反者に1年以下の懲役または30万円以下の罰金を規定しているが、過去に罰則を科した例はないという。

静岡新聞社