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ミャンマー児童へ 湖西から文房具 浜名湖RC

7/7(金) 17:28配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 湖西市と浜松市北区の会員でつくる浜名湖ロータリークラブ(柴田浩会長)が、湖西市の小中学生から募った文房具をミャンマーの小学校に持参し、寄贈する活動を続けている。2015年にクラブ創立30周年事業として新校舎を寄贈し、その後も年1回訪問。交流は3年目を迎えた。

 支援しているのはミャンマーの旧首都ヤンゴン郊外のチャイタレー村立小。同国は東南アジア最貧国の一つとされ、恵まれない教育環境の向上を後押ししようと活動を始めた。

 かつての校舎は老朽化に加えて手狭で、児童約200人の一部は隣村の学校まで通わざるを得なかった。文房具は足りず、校舎は電気が不通。そんな窮状をミャンマーに仕事で往来していた会員が知った縁で、同クラブは2万ドル余りを投じて新校舎を建てた。

 クラブの前国際奉仕委員長佐原功一郎さん(69)は「村の子どもたちはとても明るく元気で識字率も高い。一方で文房具や本が少なく、何とか支援したいと思った」と話す。

 湖西市教委を通じ、全11小中学校の子どもたちに鉛筆、消しゴム、ペン、ノートなどを募った。15年は約400キロ、16年は約130キロ、17年は約250キロの学用品が寄せられた。会員は毎年、経費抑制のため1人1箱ずつ段ボールを抱え、同国まで渡航する。

 今年は5月25日、会員15人で訪問し、パソコン1台と500ドル分の図書なども贈った。同校は夏休み中ながら、児童や教員、保護者らが熱烈な歓迎会を開いてくれたという。

 佐原さんは「私たちの方が逆に元気をもらっている感じ」と振り返る。クラブは来年も活動を続ける方針。

静岡新聞社