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危機未然に防ぎ 失点が大幅減 J1磐田

7/7(金) 17:08配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 J1磐田は4連勝で今季の前半戦を終え、7位で折り返した。17試合で15失点は昨季の第1ステージの23失点から大幅に減り、リーグ18チーム中2番目に少なかった。ピンチを未然に防ぐ守備が、好調の要因になっている。

 勝ち点28と得失点差9は、昨季同時期の勝ち点23、得失点差マイナス2を上回っている。名波監督は「目標を上回り、自信が付いている。選手全員が規律を十分に理解してくれている」とチームづくりに手応えを示す。

 守備で危ない場面の減少は反則数に現れている。昨季1年間の反則は534回(34試合)だったが、今季は現段階でリーグ最少の216回(17試合)。1試合平均で3回少なくなっている。DFリーダーの大井は「狙いを持って前向きな守備ができている。相手の後ろから追って足を引っ掛けることが減った」と話す。今季はピンチに直結する中央の縦パスを防ぐ「中締め」を徹底し、その成果が出ている。

 ボール奪取後の攻守の切り替えが改善したことも好調の要因。指揮官は「無駄なミスが少ないから、反則で相手を止める必要がない」と話す。川辺も「奪った後にボールをつないでいる分、守備の時間が減った」と変化を実感する。

 安定した守備が良い攻撃を引き出し、11年ぶりの4連勝につながった。ただ、大井は「勝っているからと言って強いチームではない。まずは残留を目指すチームと認識して戦っていく」と後半戦に向け気を引き締める。

静岡新聞社