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【七夕賞】持ち時計一番ヴォージュ 非凡なスピード持続力で後続の追撃を振り切るぞ!

7/7(金) 20:03配信

東スポWeb

【七夕賞(日曜=9日、福島芝2000メートル)新バージョンアップ作戦】今週末の福島メーンは夏の名物重賞・GIII七夕賞。かつては1番人気馬が26連敗、近5年は2桁人気馬が馬券絡みするなど、波乱の歴史に彩られた恐るべきレースだが、そんな“雑音”にとらわれない新VU作戦の明石尚典記者は◎ヴォージュ。持ち時計一番、非凡なスピード持続力など、重賞初制覇への条件が揃った上がり馬に注目した。

 先週のラジオNIKKEI賞のVタイムは前年を0秒4上回る1分46秒6。初日の500万下特別でも10ハロン=1分58秒9の好時計が飛び出したとなれば、まずは絶好の馬場レベルで開幕を迎えたとみていいだろう。梅雨時だけに予断を許さないものの、良馬場なら2013年から続くVタイム1分58秒台の継続が濃厚。その近4年の勝ち馬の4角通過順は13年=1番手、14年=1番手、15年=2番手、16年=4番手。速い時計への対応力に加えて、4角で射程圏に入れる機動力も求めたいところだ。狙い目は前々で競馬のできる逃げ、先行タイプ。その中から軸馬をチョイスしたい。

 準オープン2連勝と勢いに乗るヴォージュは道中2番手が指定席。前走のジューンSは逃げるトーセンマタコイヤをピッタリマークする形で3ハロン通過が37秒9。と、ここまでなら超スローペースの様相も本領発揮はここから。プレッシャーをかけ続けた逃げ馬に4ハロン目以降は2ハロンごとの分割で23秒4→23秒3→22秒7の加速ラップを刻ませ、ラスト1ハロンも11秒台でフィニッシュ(別表参照)。前後両方に脚を使わせる絶妙のVラップを刻んで見事、先頭でゴール板を駆け抜けた。ハイレベルな持続力比べで競り落としたのがGIII2着2回のプロディガルサン。ローカルGIIIなら間違いなく主役を張れる器だ。

 2走前の下鴨Sの3ハロン通過36秒2も一見スローペースだが、4ハロン目以降の分割ラップは23秒7→23秒3→23秒0の加速ラップ。クビ差辛勝とはいえ、開催後半で1分58秒台前半のVタイムなら文句なし。スピード持続力だけでなく、速い時計の決着にも不安なしをアピールするには十分のパフォーマンスと言えよう。

 今回ハナを切るのは十中八九マルターズアポジー。前後半4ハロン46秒2→48秒2のハイラップで小倉大賞典を押し切った快速馬だが、4ハロン目以降を2ハロンごとに分割すると22秒8→23秒4→24秒8の減速ラップ。これなら机上では十分捕らえられる計算が成り立つ。あとはここ2走のように持ち前のスピード持続力で後続の追撃を封じてしまうだけ。前後両方ににらみを利かせたスキのない走りで、初タイトルをゲットする公算が大だ。

最終更新:7/7(金) 20:44
東スポWeb

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