ここから本文です

【ウィンブルドン】錦織「相手より苦労」羽アリも撃退!3回戦進出!

7/7(金) 5:04配信

スポーツ報知

◆テニス ウィンブルドン選手権第3日 ▽男子シングルス2回戦 錦織圭3―1セルジー・スタホフスキー(5日、英ロンドン)

 【ロンドン5日=大和田佳世】男子シングルス第9シードで世界ランク9位の錦織圭(27)=日清食品=は、2回戦で同122位のセルジー・スタホフスキー(31)=ウクライナ=に競り勝った。芝巧者と飛び回る羽アリに苦しみながら、2年連続で3回戦に進出した。

 錦織が戦っていたのはスタホフスキーだけではなかった。前日までの涼しい気候から一転、気温が30度近くまで上がった影響か、羽アリが大量発生した。「ビックリした。ウィンブルドンでもこういうことがあるんだと」。マナー良く静かに観戦する観客とは違い、大量の虫はお構いなし。サーブを構えようとするとブ~ンと接近し、ラリー中にも顔を直撃した。無視できるレベルになく「相手よりも」苦労させられた。試合後はベンチ脇に置いたバッグに10匹ほどの侵入を確認。「虫がいるなら、もうあの(1番)コートでは絶対やりたくない」と苦笑いした。

 芝巧者スタホフスキーの攻略にも苦労した。威力のあるサーブからネットに出たり、ドロップを仕掛けてきた。「サーブがいい時はブレイクのチャンスもなかった」。スライスへの対応にも手を焼き、72分で終えた1回戦と違い、退けるまで3時間15分もかかった。

 例年通り会場近くの一軒家を借りてコーチらと共同生活をしている。ツアー中はホテル滞在が長いため、普段とは違う環境を「(見知らぬ男女が共同生活を送る人気番組の)テラスハウスみたい。プライバシーは減るけど居心地はいい」と笑った。今回は日本から栄養士が帯同しており、練習や試合後はおにぎりを食べている。普段は塩味が多いが、この日は塩昆布入りでパワーを付けた。前哨戦のゲリー・ウェバー・オープンで故障した腰も「問題ない。痛みがなくプレーができている」と力強い。

 今大会通算13勝目で、佐藤次郎の日本男子最多14勝にあと1と迫った。3回戦は第18シードで世界ランク19位のロベルト・バウティスタ(29)=スペイン=と対戦。「ミスが少なくラリーが長くなる。主導権を握っていきたい」と意気込んだ。既に全豪、全仏、全米の勝利数はトップ。日本男子の“4大大会最多勝”は、もうすぐだ。

最終更新:7/8(土) 2:25
スポーツ報知