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兵庫県内男性最高齢107歳・梅吉さん絵画展、南あわじの特養で15点 兵庫

7/7(金) 7:55配信

産経新聞

 107歳で県内の男性最高齢の小島梅吉さんが入所する特別養護老人ホーム「翁寿園」(南あわじ市八木寺内)で、小島さんが描いた絵画の作品展が開催されている。100歳から絵を描き始め、いまも絵筆をもつ小島さんは「楽しんで描いてるだけで、個展みたいにしてもらってビックリです」と喜んでいる。

 明治43(1910)年1月生まれで神戸市出身の小島さんは、定年後に妻の出身地の淡路島に移り、100歳まで洲本市内で家族と暮らしていた。腰が悪くなって7年前に同園に入所して車いすを使用しているが、それ以外は健康で目も耳も達者そのもの。入所後に「腰の痛みを紛らわすために」絵を描き始めたという。

 雑誌や新聞で見て気に入った風景や、イメージを膨らませた花や動物などを気が向いたときに描き、「上手、下手は関係ないんです。堅苦しいんじゃなく楽しんで時間がつぶれればいい」と屈託がない。

 絵はほしい人にあげてしまうが、「そのときには(絵に)『107歳 梅吉』と描くんです。つまらん絵でも107歳やと“見られる”んです」と笑う。

 長生きの秘訣(ひけつ)は「よう聞かれるが、秘訣なんかありません。人の命は天命でわかりません」。ただ「自分のことは自分でする」ことを心掛けており、「靴下を履くのも時間がかかる。助けてもらうと楽でええけど、努力せなダメですよ」と話す。

 作品展は小島さんが県内の男性最高齢となったことを記念して企画され、同園1階に15作品が展示されている。31日まで。一般の観覧もできる。問い合わせは同園(電)0799・42・6006。

最終更新:7/7(金) 7:55
産経新聞