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稀勢の里、名古屋場所出場宣言「ヤル気で来た」

7/7(金) 5:04配信

スポーツ報知

 大相撲の横綱・稀勢の里(31)=田子ノ浦=が6日、名古屋場所(9日初日・愛知県体育館)の出場を宣言した。愛知・長久手市の部屋での稽古は休養したが、午後に名古屋市中区のCBCホールで名古屋場所前夜祭の収録に参加し表明した。自らの昇進で17年ぶりに突入した4横綱時代。春、夏場所では全員の皆勤出場はならなかったが、1990年九州場所以来27年ぶりの4横綱皆勤で本場所を盛り上げる。

 稀勢の里は力強く出陣を宣言した。「バシッとハマった」。5日の新大関・高安(27)=田子ノ浦=との稽古では10戦全勝。戦える体に仕上がったことを実感した。二所ノ関一門の連合稽古では黒星が先行。春場所で負傷した左腕上腕などの故障の再発も心配されたが、不安を払拭した。「土俵で勘が戻ればね。いい感覚になってきた」。表情には自信がみなぎっていた。

 朝稽古は体の回復を優先して休養を取ったが、5日夜には師匠の田子ノ浦親方(元幕内・隆の鶴)に出場の意思を伝えた。「出るだけじゃダメだと本人も分かっている。出る以上は取れると思います」と師匠。夏場所では11日目から途中休場に追い込まれた。同じ失敗を繰り返す訳にはいかない中、横綱は「ヤル気で名古屋に来ましたから」と15日間戦い抜く覚悟をにじませた。

 稀勢の里の出陣宣言により、日馬富士(33)=伊勢ケ浜=を含めた横綱全員の出場が決定的になった。年6場所制となった1958年以降、4横綱全員が皆勤したのは6場所だけ。4横綱が千秋楽まで土俵を務めれば、賜杯争いは白熱して土俵の充実につながる。「優勝争いをする手ごたえ? うん。いいと思う。なるようになる」。夏の名古屋を熱くする準備は整った。(秦 雄太郎)

最終更新:7/27(木) 3:12
スポーツ報知