ここから本文です

シャトル外交再開で一致=文大統領、慰安婦合意「賢く解決を」―日韓首脳が初会談

7/7(金) 17:33配信

時事通信

 【ハンブルク時事】安倍晋三首相は7日、20カ国・地域(G20)首脳会議が開かれているドイツ・ハンブルクで韓国の文在寅大統領と初めて個別に会談した。

 両首脳は、未来志向の関係構築に向け交互に相手国を訪問する「シャトル外交」の再開で一致。慰安婦問題に関し、首相が着実な履行を求めたのに対し、文氏は「賢く解決していく(べきだ)」と述べた。

 会談は約35分間行われ、谷内正太郎国家安全保障局長や韓国の康京和外相らが同席した。

 北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射成功を発表したことについて、両首脳は6日のトランプ米大統領を交えた3カ国首脳会談を踏まえ、日韓、日米韓で緊密に連携して対処する方針を確認した。

 首相は「今は最大限の圧力をかける時で、対話の時ではない」と強調。「核・ミサイル開発を止めるためには、北朝鮮の外貨獲得源を遮断することが必要だ」とも指摘した。これに対し、文氏は南北対話の必要性に言及し、朝鮮半島の平和的統一に向けて韓国が主導的役割を果たす考えを示した。

 慰安婦問題に関する日韓合意について、首相は「未来志向の関係を築いていくための欠くべからざる基盤だ。難しい問題が日韓関係全体に悪影響を及ぼさないよう、適切にマネージ(管理)していくことが両国の利益だ」と迫った。

 韓国政府の発表によると、文氏は「わが国民の大多数が情緒的に受け入れられないでいる現実を認め、両国が共同で努力し、賢く解決していく(べきだ)」と述べた。「両国の関係発展の障害になってはならない」とも指摘した。 

最終更新:7/7(金) 21:05
時事通信