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毛ガニ漁日本一・枝幸が沸く!10人快進撃で野球部に町助成金…全校応援費用に

7/8(土) 9:02配信

スポーツ報知

 “えさし”旋風を巻き起こす―。第99回全国高校野球選手権(8月7日開幕・甲子園)の南北北海道大会(北15日、南17日開幕)の組み合わせが7日、決まった。北北海道では、3季通じて初の地区代表となった枝幸が初戦で網走南ケ丘と対戦。毛ガニ漁で有名な人口約8500人の町の後押しも受け、初出場初勝利を目指す。

 道北の枝幸が、町民の期待を背に戦う。初出場となる北大会初戦の相手は網走南ケ丘に決まった。右手でくじを引いた主将の松嶋星憲(しょうた)捕手(3年)は「相手がどこであろうと、自分たちがやってきた野球をやりたい」と、目の前の戦いに全力を尽くす。

 部員10人で勢いとともに乗り込んできた。今夏の名寄地区初戦では浜頓別に13安打を浴びせ11―0で5回コールド勝ち。代表決定戦では、士別翔雲相手にエース右腕・山上透真(3年)が延長12回を15奪三振で211球完投。3―1で競り勝つなど、全員で初の地区代表切符をつかみ取った。

 町も沸きに沸いている。北大会進出決定に、枝幸町から野球部に助成金が贈られた。その資金は初戦の全校応援の移動費に充てられるという。市野紘隆監督(32)も「食事に行っても『頑張ってね』と、声を掛けられる。本当にありがたいです」と、注目度の高さを改めて実感している。

 日本一の毛ガニの漁獲量を誇る同町。3日の代表決定戦前日まで町一番のイベント「かにまつり」が行われ、後片づけによって応援に行けなかった町民も多かった。そのため、現在OB会の有志が集まって応援団を結成中。町広報も「ツアーなどの話が出てくる可能性はあります」。助成金だけではなく“人的援助”も期待される。

 道南の江差高も南北海道大会出場を決めた。松嶋主将は「いつも“えさし”と言えば『道南のほうでしょ』と言われてきた。こっちの“えさし”も強いぞ、という所をみせたい」。町一丸となり、旋風を巻き起こす。(清藤 駿太)

最終更新:7/8(土) 9:02
スポーツ報知

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