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高杉真宙、カメレオン俳優の野望「自分の限界を知りたい」

7/8(土) 6:00配信

オリコン

 俳優・高杉真宙(21)の勢いが止まらない。2013年~14年に放送された『仮面ライダー鎧武/ガイム』で一躍注目を集めて以降、今年公開の映画に6本出演、来年公開分もすでに2本が公表されており、ここに来て一気に露出が増えている。そんな高杉の主演映画『逆光の頃』が、きょう8日から公開される。

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 原作は、OL風の女性「フチ子」が腰をかけるフィギュア「コップのフチ子」の原案者であり、『マンガ サ道 ~マンガで読むサウナ道~』などで知られる漫画家・タナカカツキ氏のデビュー作。全12編から構成されており、映画ではその中から「僕は歪んだ瓦の上で」「銀河系星電気」「金の糸」の3編にオリジナル部分を追加し映像化されている。

 撮影地は京都。福岡県出身の高杉にとって、主人公の孝豊が話す京都弁をマスターするまで時間を要した。「博多弁はけっこう早口で話すんですけど、比較的ゆっくりした京都弁のトーンになかなか慣れなくて…最後の母音をちゃんと残していったら京都弁っぽく聞こえるよっていうのを教えてもらいながら覚えていきました。本当に撮影が終わる前日まで、ずっと練習していましたね」。

 葵わかな(19)や清水尋也(18)といった、同世代との共演の話題になると表情がより一層華やいだ。「尋也とか、葵さんと青春できてよかったなという感じで、自分の学生時代とすり替わったのかなっていうくらい、楽しかったです。みんなが方言を使ってというのがなかったので、こういう青春いいなっていう、何気ない一瞬なのかもしれないですけど、それがすごくキレイだなって思いました。ただ、尋也と葵さんとは同級生という感覚が強くて、自分が年上っていう実感がない。そこは反省しないとですね(笑)」。

 今年の出演ラッシュを見る限り“ブレイク”と言っても良さそうなものだが…「いやーさすがに自分で『これ、キテるな』みたいに感じることはないですね」と笑顔できっぱり。「いろんな方に見ていただける機会が増えて、うれしいなという気持ちはもちろんあります。どんな現場でも120%の力でやっていって、それが続いていくことで『高杉真宙っていう子に、またやってほしい』と感じていただけるようになる。そのためには、演技だけじゃなくて人柄もしっかりしてないといけないなと肝に銘じています」と気を引き締める。

 今月4日には、21歳の誕生日を迎えた。この“ハタチ”の1年は、自身にとってもかけがえのない時間となった。「早かったですね。もう、何か崖からポンと突き落とされた気分(笑)。でも、やっぱりうれしいことに、もともとそんなに映画の出演が多くはなかったのですが、この1年でたくさん出させてもらう中で映画の大変さ・楽しさっていうものを改めて知りました。そういった意味では、人生の中でもターニングポイントだったなと思っていますが、自分が変わらなきゃ何も変わらないんだなと感じた1年でもあったので、もっと頑張らないとなっていう気持ちです」。

 作品毎に違った表情を見せる“カメレオン俳優”の異名をとる高杉だが「髪型とかで雰囲気が変わりやすいみたいで、そういったところでのバリエーションがあるのかもしれないですね」と控え目にアピール。今後の目標もきっちり定まっている。「今はまだ『はじめまして』ってあいさつする現場が多いのですが、これからも多くの方と出会っていって『はじめまして』がなくなるくらいになればいいなと思っています。お芝居の方では、10人いたら10種類の僕がいるくらいの感じになりたいですし、生意気な言い方になりますが“自分の限界”というものを知りたいです」。謙虚な中にもしっかりとある芝居への熱意…21歳になった高杉真宙が、これからどんな顔を見せてくれるのか非常に楽しみだ。映画『逆光の頃』は、きょう8日より新宿シネマカリテほか全国順次公開。

最終更新:7/8(土) 6:00
オリコン