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子ども向け映画不況に? 映画『メアリと魔女の花』西村義明P語った本音

7/8(土) 12:27配信

オリコン

 映画『メアリと魔女の花』が8日、全国公開され、同日に都内で初日舞台あいさつが行われた。主要キャストの杉咲花(19)、神木隆之介(24)、米林宏昌監督(43)が封切りを喜ぶなか、西村義明プロデューサー(39)は制作サイドの心境を正直に語った。

【写真】神木隆之介、杉咲花ら主要キャストが登場

 同作は、2014年末にジブリを退社した米林監督が、新拠点スタジオポノックで制作する初の長編作品。イギリスの作家メアリー・スチュアート氏の児童文学に基づき、7年に一度しか咲かない禁断の魔女の花“夜間飛行”を見つけた少女メアリの冒険を描く。

 西村氏と一からスタートし、ようやくスタジオ旗揚げ作品が封切りを迎えた。米林監督は「すごく苦労することがいっぱいでした。ジブリの時は宮崎(駿)監督の作品を作るためにスタッフたちが集まって頑張るというところからのスタートだった。今回は一人ひとりに声をかけていかなければいけない苦労は多かったです」とこれまでの歩みを振り返りつつ「改めて色んな人の力で作品は完成すると。ありがたい気持ちでいっぱいです」と微笑んだ。

 西村氏は「過酷すぎて10キロ痩せました。あまり思い出したくない」と苦笑いで明かし、劇場を驚かせた。制作側の“本音”として「今はジブリが解散しちゃって、子どもも100万人くらいしか生まれていない。子ども主人公の映画が作りにくくなっている」と打ち明けると「子どもたちに向けた映画を作れるプロダクションが生まれたことがうれしいことだと思います」と胸を張った。

 舞台あいさつにはそのほか、小日向文世(63)、佐藤二朗(48)、渡辺えり(62)、大竹しのぶ(59)が出席。主人公・メアリ役を務めた杉咲は「私の大好きな作品をやっと皆さんと共有することができてうれしいです」と満面の笑みで封切りを喜び、監督とプロデューサーへ感謝の手紙を読み上げていた。

最終更新:7/10(月) 18:38
オリコン