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現代の指輪物語? 財布、キー、ICカード......これ1つでどこへでもアクセス

7/7(金) 7:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

財布や鍵、SUICAなどのICカードを持ち歩く必要はなく、PCのログインパスワードを覚えておく必要もない。

【画像】必要なのは、たった1つの指輪だけ。

必要なのは、たった1つの指輪だけ。

これはハードウエアスタートアップToken(トークン)が思い描く世界だ。

創業間もないTokenがつい最近、記念すべき最初の製品を発表した。指輪型のハードウエア「Token Ring」だ。IDやパスワードなどを格納し、所有者以外が使用できないように、情報は指紋認証センサーで保護されている。

Token Ringの価格は249ドル(約2万800円)から。6月27日(現地時間)に先行予約が開始された。製品の発送は12月から(訳注:アメリカ国外での販売は2018年となる模様)。

ラインナップや機能を見ていこう。

Tokenは、メラニー・シャピロ(Melanie Shapiro)氏と夫のスティーブ・シャピロ(Steve Shapiro)氏によって創業された。

2人は、ニューヨーク州にあるロチェスター工科大学で出会った。Token Ringは現在、ロチェスターで作られている。

Token Ringには3タイプある。つや消しステンレス加工のものは249ドル。

ブラックロジウム加工のものは299ドル。

そして、14金ピンクゴールド加工のものは299ドルだ。

指紋認証用スキャナーを内蔵、登録した所有者1人以外は利用できない。Ringに指紋をスキャンし、Ringが緑色に点灯すると利用可能、赤く点灯した場合は利用できない。

光学センサーも内蔵。Ringを外すとそれを感知し、情報を保護するためにロックがかかる。

水深50メートルまでの防水性能を備える。シャワーを浴びたり、泳ぐ時も外す必要はない。

バッテリーは約2週間もつ。充電は専用の充電器に乗せるだけのワイヤレス充電。

クレジットカードと連動させることができ、Apple PayやAndroid Payと同じように使うことができる。事前にクレジットカードの情報を登録しておけば、カードリーダーに軽くタッチするだけで支払いは完了。

実際に使ってみるとこんな感じ。

クレジットカードの情報を登録するには、TokenのアプリとRingを同期させる。アプリは、iOS、Android、Windows 10、そしてOS Xで利用可能。

アプリを通して、パスワードを記憶させたり、スマートロック(電子錠)の設定をしたり、職場で使うIDカードやSUICAなどの交通ICカード、車のキーとしての機能を持たせることができる。

交通ICカードを登録すれば、ICカード対応の改札はどこでもRingだけで利用できるようになる。

玄関ドアも同じ。Ringで解錠でき、出かける時もRingだけで施錠できる。Tokenにはオリジナルのスマートロックもある。価格は100ドル。

パスワードを覚えておくことが苦手なら、Ringに記憶させることもできる。PCにログインする時に、コンコンと2回ノックすると、パスワードが自動的に入力され、ログインできる。

この機能は、Bluetooth(ブルートゥース)を利用している。Ringを付けたまま2回ノックすることでRingに内蔵されているBluetoothが起動し、ユーザーのPCを探す。

車にも使える。専用のプラグを挿し込んでおくことで、Ringでドアのロックを解錠したり、エンジンをかけることができる。このプラグも別売りで、価格は1つ100ドル。

また、職場でIDカードの代わりとして使うこともできる。IDカードと同じ技術を内蔵しており、Ringにユーザー情報を読み込ませておくことができる。

Token Ringの価格は249~299ドル。ただし、現在はアメリカのみでの販売。

その他の詳細はTokenのウェブサイトで。

[原文:This gorgeous $250 ring can replace your wallet, your keys, and even your train pass]

(翻訳:Yuta Machida)