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九州豪雨、岡山から救助へ次々 AMDAや自治体職員など現地へ

7/6(木) 23:54配信

山陽新聞デジタル

 九州豪雨の緊急援助のため、岡山県内の医療関係団体や自治体などのチームが6日、現地へ向けて相次いで出発した。深刻な被害が発生している福岡県朝倉市を中心に支援や救助に当たる。

 災害支援に関する連携協定を結ぶ総社市と国際医療ボランティアAMDA(本部・岡山市)は市職員2人とAMDA調整員、赤磐市からAMDAに出向している理学療法士の計4人を派遣した。現地で総社市の環境観光大使を務める登山家野口健さんの事務所メンバー1人も合流する。

 総社市役所であった出発式では、同市の田中博副市長と赤磐市の友実武則市長が「一人でも多くの被災者に寄り添い、復興に向け力を尽くしてほしい」と激励。飲料水や紙おむつなどの物資をワゴン車に積み込み出発した。理学療法士三宅孝士さんは「現地の状況を正確につかみ、住民の不安を少しでも軽減できれば」と話した。

 岡山市消防局は緊急消防援助隊の指揮支援隊1隊(4人)を朝倉市に送り、現地の災害対策本部で安否不明者の捜索といった活動の指示などに当たっている。県は消防隊員ら7人を乗せた消防防災ヘリコプター「きび」を出発させ、朝倉市を中心に救急搬送、救助活動に取り組んでいる。

 一方、備前市は被害を受けた大分県日田市への支援を検討する緊急会議を市役所で開き、同市の要請に迅速に対応できるよう準備を進めることを申し合わせた。両市は旧閑谷学校などで構成する「近世日本の教育遺産群」の縁で交流がある。