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“女子だけ”応援部 野球部勝利を後押し 高校野球群馬大会 伊勢崎高

7/7(金) 6:01配信

上毛新聞

 8日に開幕する全国高校野球選手権群馬大会で、伊勢崎高(伊勢崎市)応援部が女子部員だけで初めて大会に臨む。3年生3人、2年生5人の8人は、野太くも甲高くもない、明るく力強い声で選手を後押しする。「対戦相手の応援が男子でも負けたくない」と意気込んでいる。

春高バレーで手応え

 昨年の大会終了後、団長を務めていた3年の男子生徒が引退し、部員は女子だけになった。男子生徒は体が大きく、振る舞いでも応援部を引っ張っていた。大黒柱が抜けた穴は大きかった。

 後を継いだ大塚真白さん(3年)は就任当初、「女子だと弱々しく見られてしまう。どうやって補おうか」と不安でいっぱいだった。できるだけ大きく腕を回し、止めるところはしっかり止めるよう呼び掛け、動作を確認する練習を重ねた。

 応援にリズムを付ける太鼓をたたくのは大山日登美さん(3年)。試合が終わるとばちを握る右手は物を持てないほど疲れる。トレーニングで握力を鍛え、「人前に出るのが恥ずかしかった」という心も変えた。

 練習は週3回、学校の駐車場の端で1時間半ほどこなしてきた。今年1月に男子バレーボール部が出場した全日本高校選手権では、各校の応援が入り乱れる東京体育館で負けじと声を張り上げた。女子部員だけになって初めての大舞台で手応えをつかんだ。

 今大会が終わると、球児と同様に3年生は引退する。大塚さんは「悔いが残らないよう、試合の展開に合わせた応援をしたい」と話す。野球部も応援部も願いは同じ。「一つでも多く勝ちたい」

上毛新聞社

最終更新:7/7(金) 8:28
上毛新聞