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性犯罪被害の防止へ…女子高生、護身術学ぶ 久喜高校で防犯講座

7/7(金) 10:30配信

埼玉新聞

 夏の薄着になる季節に防犯意識を高めてもらおうと、埼玉県の久喜署は3日、県立久喜高校(竹本淳校長、全日制842人)で総合防犯講座を開催した。同校は全日制は女子のみ、定時制は共学で、講座は全日制の女子生徒を対象に行った。
 
 久喜署と県警鉄道警察隊の女性職員7人が、痴漢や盗撮防止、女子高校生の性を売り物にした「JK(女子高生)ビジネス」の問題などを講話、性犯罪被害防止のための護身術講座では、全生徒がペアを組んで女性署員から教えてもらった術を実践した。
 
 JKビジネスの講話では、署員と女子生徒が壇上で加害者役と被害者役を演じた。被害者役の3年生武内涼華さん(18)は、加害者役から「簡単に稼げるアルバイトがあるよ。女子高生? どこから来たの」と声を掛けられると、「大学生。北海道から来た」と、うそをついた。この演技に同署の少年補導員は「身を守る良い回答」と称賛。武内さんは「勉強になった」と振り返った。
 
 総合防犯講座は同校周辺や駅などで変質者出没の報告が出ていることなどから、同署が久喜高校に協力を依頼。講座では菓子の形をした防犯ホイッスルや反射材が生徒全員に配られた。
 
 講座で司会を務めた同署生活安全課の馬場佳代警部補(35)は「自分の身は自分で守って。きょうのことが皆さんの人生そのものを守るといいなと思う」と生徒に呼び掛けた。

最終更新:7/7(金) 10:30
埼玉新聞