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全日本女子バレー 中田久美監督に聞く(前編)「チームの方向性や課題を明確に示し、それに向けて全員が頑張っています」

7/7(金) 12:07配信

バレーボールマガジン

始動後1か月間の選手たちの変化

全日本女子の中田久美監督インタビュー。前編は、現在のチームの様子や選手選考、自身のかつてのポジションでもあるセッターの選手について、お話を伺った。

始動後1か月間の選手たちの変化


――全日本始動会見から1か月が経ちましたが、この1か月間でチームが変わってきたところはありますか?
中田:選手間でだいぶ遠慮がなくなり、会話が非常に多くなってきていると思います。明確なチームの方向性や課題を提示しましたので、それに向けて選手たちが一生懸命取り組んでくれているのかなと思います。

――方向性や課題について、差し支えない範囲で教えていただけますでしょうか?
中田:今シーズンはレセプションアタックのAパス時の数字を設定し、それをクリアするために日々練習しています。

――まだ1か月ですが、取り組みの成果として、個々の選手に成長は見られますか?
中田:達成できるところもあればできないところもありますけど、意識をしてやってくれていると思います。

――その中でも監督の目から見て、「この選手は頑張ってるな」と思う選手はいますか?
中田:みんな頑張っていますよ。

――この時期に海外遠征や地方での合宿などをせず、ずっとNTC(ナショナルトレーニングセンター)で合宿というスケジュールは例年にないものかと思います。敢えて海外遠征や地方での合宿をせずに、じっくりNTCで合宿という方針にした意図はどういうところにありますか?
中田:通常であれば、リーグ後、4月頃に一度全日本の選手を招集し、メディカルチェックなどを行い、また解散してチームに戻り、黒鷲旗や世界クラブ選手権に参加するという流れから、6月の頭にスイスに遠征し、モントルーバレーマスターズに参加するというスケジュールになるのですが、今回は4月に敢えて招集せず、Vリーグ後の休みを各チームで調整していただきました。

というのも、世界クラブ選手権が日本開催で、NECと久光製薬の選手はこの大会に出場していました。この2チームの選手は全く休みがないまま全日本に合流となり、その後すぐにモントルーに出場となると、調整しながらの強化ができなくなり、疲労も取れないままになってしまうので、今回は不参加とさせていただきました。来年は日程や状況により、出場できるならするかもしれませんが、今年に関してはチームができあがっている状態でもないので、ケガの原因になっても困りますから。

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