ここから本文です

「9条改正に警鐘を」 長崎市の平和宣言で要請 4団体

7/7(金) 10:39配信

長崎新聞

 8月9日の「長崎原爆の日」に平和祈念式典で田上富久長崎市長が読み上げる平和宣言について、長崎の証言の会(代表委員、内田伯(つかさ)さんら2人)など4団体は6日、安倍晋三首相が強い意欲を示す憲法9条改正に警鐘を鳴らす文言を盛り込むよう、市に要請した。

 他の3団体は▽言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会▽県原爆被爆教職員の会▽県被爆二世の会。各団体の代表ら8人が長崎市平野町の長崎原爆資料館を訪れ、大久保一哉平和推進課長に要請書を手渡した。

 要請書は、市が1日に示した宣言案について「平和憲法が制定以来最大の危機を迎えているのに、憲法に関してわずかな言及しかしておらず驚きと失望を禁じ得ない」と批判。「9条改正反対の声を被爆地から強く上げるべきだ」としている。

 長崎の証言の会の山口響編集長は「9条改正反対を訴えるのが理想だが、せめて慎重な議論を求めることはできるはずだ」と指摘。言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会の関口達夫事務局長は「市長は安倍政権の意向を忖度(そんたく)しているようにしか見えない。市長が耳を傾けるべきは、原爆犠牲者の声なき声だ」と訴えた。大久保課長は「市長にしっかり伝える」と話した。

長崎新聞社

最終更新:7/7(金) 10:39
長崎新聞